地方銀行員はやめておけ。

地方銀行員はやめておけ。元地方銀行員による様々な事柄への日記

日記 年金の催促が来た

元銀行員の稲川です。

 

今回は短い日記です。

 

先日実家に年金の催促が来たので地元市役所にいってまいりました。

どうやら、退職後、企業に所属せずにいる場合は、全額免除が適用できるようでその手続きもしてまいりました。

ついでに任意継続被保険者も切れていたので国民健康保険にも加入してまいりました。

 

思ったよりも手続きも簡単で10分もかからずに終わったので手際がいいなあと思いました。

結果が出るのは1.2か月後なのだそうでその間は対応しなくてもよいとのこと。

 

役所仕事も甘く見ていましたが、民間の地方銀行よりも迅速で丁寧な対応でした。

見習ってほしいですね。銀行にも。

元銀行員が買った今後きそうな銘柄

こんばんは元銀行員の稲川です。

今回は、最近買った短、中期で来そうな銘柄を書いていきます。

ここでの単、中期とは1か月~半期くらいのことを意味してます。

 

 

私が最近買った比較的短期勝負の株は2つです。

サイボウズソニーです。

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1.サイボウズ

・期待できる点

1.コロナにおけるテレワーク推進に後押しされ業績好調

サイボウズクラウド関連の企業で、OFFICEなどのクラウド化、SFA(営業支援システム)などを販売している会社であり、コロナ情勢下でのテレワーク推進に後押しされ業績向上中である。

2.2Q累計の売上高、経常利益、最終利益ともに過去最高額

今期の業績の向上が見込まれている

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https://minkabu.jp/stock/4776/settlement みんかぶ参照

 

3.四半期の成長率の高さ

4.サイボウズ社初のテレビCMで知名度向上(?)

サイボウズのテレビCMによって一般顧客への認知度が上昇するかも?

topics.cybozu.co.jp

youtu.be

 

・期待できない点

・上記のテレビCMのがんばらないということへの批判←しょうもないw

・期待が高まりすぎて決算内容が思った以上に良くない場合の下げ率(

 2Qがそれで一時期かなり下がったw)

 

2.SONY

・期待できる点

1.PS5

言わずと知れたPS5。漏れ聞こえする価格、性能から覇権は間違いないのではないかとおもう。

 

値段次第だが、上がる要因だろう

2.コロナにおけるライフスタイルの変化の後押し

特にSONYが強みとするエンタメ関連の業績の伸び、半導体関連の伸びが予想される。

3.自社株買い

行済株式の1.64%に相当する2000万株・1000億円を上限とする自社株買いを行うと発表した。取得期間は8月5日から2021年3月31日まで。東京証券取引所における取引一任契約に基づく市場買付で取得する。

 

4.機械系統の会社から金融までこなす総合的なグループへの変貌

ソニーフィナンシャルグループの子会社化によってFINTECKもこなせる総合的な会社へ変貌したといえると思います。1年後には10000円になってもいいんじゃないかなと思うくらいの要素です。

 

あくまで稲川の個人的な予想です。

参考にしていただければ幸いです。

 

元銀行員が語る半沢直樹の出向の種類

地方銀行員の半沢、稲川です。

今回は半沢直樹の出向について話していきたいと思います。

私がいたのは地方銀行の話ですのでメガバンクとは違うかもしれませんが大幅に違うということはないと思いますので書かせていただきたいと思います。

 1.出向って何?

そもそも出向とは、雇用契約や所属は元機関のまま、子会社やグループ企業などの別会社で働くことです。

その際、福利厚生などは出向先の企業のものが適用されます。また給与などは企業間で相談されるのですが、一般的には最低でも元の8割程度は保証され、それを元企業と出向企業で分担されることが多いそうです。

さて、銀行員の出向というのは、大きく分けて2種類ほどあります。

それは、「関連会社出向」と「融資先出向」です。

2.関連会社出向

関連会社出向とは、その名の通り元の金融機関の子会社等へ出向することです。

金融機関はATM整備を請け負う会社や保証会社、リース会社など様々な子会社を持ってい、幅広い業務や雑用をしています。

さて、ここへの出向は栄転なのでしょうか。

まったくそんなことはありません。半沢直樹のドラマ内でも言っていたように子会社への出向は基本的に片道切符と言われています。

この関連会社は、基本的に出世競争に敗れた方や年齢的に定年間際の方、何らかの問題を起こしてしまった方が行くところなのです。

なので、私のいた銀行では、行員から(特に上席)関連会社の方は業務に対するやる気もほとんどなく、プライドだけ高い面倒くさいやつというようなイメージを持たれていました。(当然そんなことはなくまじめに業務をしていた人がもいます)

また、校内での立場も弱いです。

一例として、当時新入行員であった私は様々な雑用があったのですが、その中にATMの整備などもありました。本来は前の担当者から引き継ぎをしなければならないところを、ATM関連会社の出向社員に無理やり来させて1週間ほど教えていただきました。

本当に40代のお方でとてもいい人だったのですが、すべての人に敬語で接していました。一方で私の2年目の先輩などは顎で指図したり、出向社員からの指示をまともに取り合わないなど非常に横暴な扱いをしていました。また、上司も「あの人は○○だからいいんだよ」などと言っていました。

このエピソードからもわかるように2年目行員よりも立場の低くなる関連会社の出向社員が栄転なわけがないんです。

ついでに言うと給与もとても下がります。私が聞いた話によると50代の出向社員の給与は総支給で月30万もないそうです。(参考までに副支店長の総支給は850万)

ドラマ半沢直樹の例でいうと、半沢直樹本人のセントラル出向、小木曽次長の出向、浅野支店長のマニラ出向などがこの例に当たります。

3.融資先出向

次に融資先出向というものがあります。金融機関は融資先との関係性を築くためや財務の改善を図るためなどの様々な理由で取引先へ出向させることがあります。

さて、こちらの出向は栄転なのでしょうか。

はっきり言うとこの出向は栄転です。

私がいた銀行では、この融資先出向をする人というのはほぼエース級の行員が多く、帰ってきたときに何らかのポストや役職に就く方が多かったです。

また、この融資先出向の特徴として、自らの意思で戻ってこない方もいました。

取引先の財務役員の方と話していると実は元行員でスカウトされたから退職し、出向先に就職したという方もいました。

実際、無能な社員を融資先に出向させて使えないなってなったとき、銀行全体の信頼も落ちてしまうので無能な社員を出向させるわけがないといえばその通りです。w

ドラマ半沢直樹の例でいうと、三笠副頭取、伊佐山、諸田の出向が融資先出向に当たりますが、この出向はどちらかといえば懲罰に近いので栄転ではないと思われます。

 

いかがだったでしょうか、今回は出向について書いてみました。自分の金融機関ではこうだったなどがあれば教えていただければ幸いです。

 

 

 

 

元銀行員が語る半沢直樹の用語解説(自主検査 金融庁検査 迂回融資)

地方銀行員の稲川です。

今回は大人気ドラマ「半沢直樹」の用語解説をしていきたいと思います。

 1.監査部自主検査

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小木曽次長

半沢直樹1期の前半で行われた小木曽の指示により行われた監査部自主検査というものがあります。銀行員以外の方にはなじみのない言葉かもしれません。

金融機関では定期的な監査部による抜き打ち自主検査、早朝検査と怪しい取引があったときに行われる検査があります。

どちらも裁量臨店などと言われたりしますが、私のいたところでは抜き打ちと言いつつ事前に審査リストが渡され、その中の資料すべてを用意していました。その際、当然ですがヤバイ資料はすべて事前にシュレッダー廃棄していました。

この自主検査はあくまで自行内での監査ですので重大なコンプライアンス違反があったとしても懲戒処分等であり、公式な業務改善命令などの行政処分にならないように行われるものであります。なので下っ端にとってはあんまり関係のないことではありました。

やめた今考えると、銀行が預かっていいのかわからない本人確認書類、登記情報、取引のない人物の情報など上司の裁量で勝手に廃棄していたのですがコンプライアンスに引っかかってもおかしくない事例でした。

似ている言葉として後述する金融庁監査があります。

2.金融庁検査

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黒崎検査官

私が支店にいた1年半の中ではこの金融庁検査を受けたことはありません。ですのであくまでも支店長などの上席から聞いた話になります。

私が聞いた印象では相当やばいものであることだけはわかっています。

1の自主検査など非にならないくらい厳しく調査されるそうです。また、完全抜き打ちでの調査になるので資料等の隠蔽や怪しい資料に対し事前の打ち合わせ(口車を合わせる)こともできないそうです。

なぜ融資をしたのかから融資の押し付け、営業態度なども当然行政対象処分になってくるのです。

一例ですが、銀行員には、優越的地位の乱用の禁止というものがあります。

これは、相手が融資を受ける立場という弱い立場なのを利用して、

「融資などとともにこれやってくれないか?」や「これやっていただけると金利差がるんだけど…」や「年度末にノルマ達成だけのための融資のお願い」などをしてはいけないというものになります。

建前上ではしてはいけないなどどいっていますが、銀行員は100%やっています。(やっていない人を見たことがない)。なのでもし顧客がこれに対する録音などのデータを持っていた場合とんでもないことになります。最悪の場合、業務停止命令もあり得るのです。

なので銀行員は金融庁検査にとてもおびえているというわけなんでしょう。私は受けたことがないのでわかりませんが・・・☺

 

3.迂回融資

これは1期の大和田常務がやっていたことになります。

汚い絵をかいてみました。

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迂回融資

 

簡単な例になるのですが、銀行の悪い人がA社へ融資したくてもその会社の融資限度額を超えて融資することはできません。なのでそこで使われるのがこの迂回融資です。

上の図で例えるとA社に9000万融資がしたいとなってB社を使って融資することで表向きには与信限度額を超えることなく融資することができます。

なぜこれがダメなのか。本来、信用面など(暴対法含む)で問題があり、融資を受けられないものが第三者を経由して資金を借り入れされては困るからというものです。

なお、かつて、バブル期には多くの金融機関自らが迂回融資を行い、与信限度内に見せかけて融資を行い、大きな経済問題を起こしたこともあります。

 

 

今回はこの辺で、また難しそうな言葉が出てきたら解説していきたいと思いました。

2020/8/14のツイッタートレンド調べてみた フォートナイト noteIP流出事件

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フォートナイト


ニートの稲川です。今回はツイッタートレンドを詳しく調べていこうと思います。

 

1.フォートナイトモバイル、アップルストアとグーグルストアから削除

今日のトレンドを話すうえで外すことができないのはこのEPIC社の世界的人気アプリ「フォートナイト」がアップルストア、グーグルプレイから削除されたことでしょう。

まずは事が起こる時系列を追っていきましょう。

アップルストアは課金額に30%の手数料を設けていました。この手数料の高さに不満を持っていたEPIC社はアップルを挟まずに独自に課金できるシステム「エピック・ダイレクト・ペイメント」を開発し運用を始めました。

もともと、他のプラットフォームでの課金を受け入れていないアップル、グーグルは、同日に両社は規約違反に当たるとして配信を停止しました。

これに対し、EPIC社は不当な独占だとし、反旗を翻しました。ここで面白いのはかつての映画「1894年」をパロディし、時代の革命児という表現をされていたアップル側を支配者側にした動画を公開したことです。

 

・なぜグーグルも禁止したのにアップルだけが問題になっているのか?

アンドロイドユーザーは知らないかもしれませんが、アップル製品(IPHONE、PAD)使用者は脱獄しない限りは必ずアップルストアからアプリを入手する必要があります。

なので、アンドロイドのようにグーグルプレイから消されてもほかのプラットフォームから入手するという方法がなくなってしまい、IOSユーザーのフォートナイトファンの阿鼻叫喚のツイートがたくさん出てきているということなのです。

 

・何がこの問題を複雑にしているのか

この問題がここまで騒動になるには多くの要因があると私は思います。その要因を少しだけ調べてみました。(皆さんも調べてみましょう)

・その1 EPICゲーム社は中国資本?

EPICゲーム社の株主を見ていきましょう。1位は創業者兼CEOのTim Sweeney氏(50%以上)、2位は中国企業Tencent(約40%)だそうです。

テンセントとは、世界最大のゲーム会社でLOLやVALORANTなどのゲームから様々なゲームに資本提供している会社なのですが、同時に「WECHAT」のようなアメリカで禁止されつつあるアプリを作っている会社でもあります。

そこで、この企業戦争を米中の代理戦争だと考える人もいます。

実際にEPIC社は代わりになるエピック・ダイレクト・ペイメントで12%の手数料を取るプラットフォームを開発し、グーグルプレイやアップルストアにかわるサービスを提供し、代わりになろうとしているんじゃないかなどという意見もありました。

真偽はわかりません。

・その2 手数料30%は高いの?

この手数料30%は高いのでしょうか?アップルストアやグーグルストアをどう見るかが大切だと私は思います。

ただの支払うだけの場所なのか?そうではなく、世界的にサービスを提供できる均一な土台、広告力など総合的な力を持つものだと考えてみるのが妥当だと考えます。

ただ支払うだけのサービスであるならば、クレジットカードやQR決済のように1~2%の手数料で済むかもしれません。しかし、IOSという土台、IPHONEを販売する手間などを考えるとこの30%という仲介手数料も妥当かもしれません。

実際、人材派遣サービスなどは30%以上の仲介手数料を取っているところが多くあります。私としては妥当な値段なのではないかなと感じています。

 

2.noteIP流出事件

コンテンツ配信サービス「note」を運営するnote社は8月14日、記事投稿者のIPアドレスが第三者から確認できてしまう不具合があったとして謝罪した。漏えいした有名人のIPアドレスを、他サービスでの投稿に見られるIPアドレスと比較する者も現れている。

IPアドレスとは?簡単にいうと現実での住所のようなもの。ネットカフェや事務所などで端末を使用した際には外向きにはグローバルIPアドレス、内向きにはどの端末が使ったのかが分かるIPアドレスがあるそうです。今回流出したのはグローバルIPアドレスなのかなあと思いました。(間違ってたらごめんなさい)

www.itmedia.co.jp

ここからが問題で、IPアドレスが分かるということは、その人のほかのネットでの活動もわかるということ特に5chなどではipアドレスを入れないと書き込めない板などもあり、芸能人の自演の可能性のあるコメント、ネット活動者の身内の悪口、暴露話、同じipアドレスからの芸能人やネット活動者のつながり、マネジメントなどが次々と発覚しています。詳しくはすぐに調べれば出てくるのですが、意外なつながりが見えてきて面白いなあと感じました。

 

元銀行員が探る半沢直樹の元ネタ探し-オレたちバブル入行組編-

こんにちわ、元銀行員の稲川です。

今回から今人気のドラマ半沢直樹の不正事件の元ネタ探しをしていこうかなと思っています。

今回は半沢直樹第一章の「オレたちバブル入行組」の不正事件の元ネタや似ている事件を探していこうと思います。

 

まずは半沢直樹の不正事件の概要から行きましょう

1.大阪西支店での5億円の不正融資

大阪支店長の浅野が支店成績トップを目指すため、新規取引先で案件獲得してきた大型案件を2年目行員に任せ、そのサポートを半ば強制的に融資課長の半沢に任せた。

半沢は取引先へあいさつに向かうもずさんな対応、書類管理などからとても5億円の融資を通せる相手ではないと判断し、「持ち帰って検討させていただきます。」と対応する。(実際、銀行員は前向きではない案件に対し、無駄に一回持ち帰って検討するといいがちである。)

そして、断りを入れようとするも支店長の判断により無担保での5億円融資が決定する。そしてなんだかんだ西大阪スチールの粉飾決算が発覚し、ほとんどの融資が焦げ付く結果になります。

なんだかんだあり、支店長と西大阪スチールの癒着(5000万のリベート)が見つかり、西大阪スチールの計画倒産も発覚し、隠し財産等抑えられてしまいます。

ここで不正融資のポイントとして

①役職者と企業の癒着(5000万)

②動機が成績向上と賄賂

が主な元ネタ探しのポイントかなと思います。

 

2. 同規模金額の不正融資の探してみた。

GOOGLEでトップに出てくるのはみずほ銀行の5億円不正融資でした。

ざっと説明すると、平の行員が取引先と癒着し数億円の見返りをもらうとともに複数回に分けて20~30億円の不正融資をしたというものです。

似ているポイントとしては①の行員と企業の癒着くらいでしょうか。

www.nikkei.com

次に出てくるのはスルガ銀行の(かぼちゃの馬車)不正融資です。

これは有名なので説明するまでもありませんが行員どころではなく、銀行全体で不正が行われていた例になるのであまり似てはいないでしょう。

 

3.大阪での不正融資の案件を探してみた。

・一番トップに出てくるのは尾上 縫という人物の巨額詐欺事件です。

概要としては、旅館や料亭などを経営していた傍ら客に対し、株価や競馬の勝ち占いをしており、的中率に驚いた証券マンなどがこれに群がった(この時点で銀行員証券マンの能力が低すぎることが分かる)。そして借り入れを重ねその金で融資した結果、1989年の延べ累計額では借入が1兆1975億円、返済が6821億円となり、架空の預金証書を作成し、さらに借り入れしていった。結局2兆近くを借り入れており、自己破産していった。融資を行っていた東洋信金は潰れ、様々な爪痕を残した。

概要を書きましたがこれも額が大きすぎるし複数の企業にまたがるので元ネタとは言えないでしょう。

 

二件目はまたスルガ銀行の同じ事件が出てきました。

 

三件目は百十四銀行という地方銀行の不正融資が出てきました。

 

概要

百十四銀行九条支店(大阪市)の不正融資事件で2007年8月~08年1月、回収見込みがないにもかかわらず、小川被告が実質支配する企業グループに計約9億5千万円の融資を行った。長年の九条支店の取引先だったものの、営業不振で融資が焦げ付いていたOA機器会社(大阪市中央区、倒産)の破綻(はたん)を回避するために、小川容疑者に迂回融資の受け皿になることを依頼。迂回融資は平成19年12月から20年1月ごろまで実施され、約2億円に上ることも判明した。九条支店の行員数人にゴルフや高級クラブでの飲食接待を繰り返し、スーツも贈っていた。小川容疑者の個人的なブランド品購入にもあてられていたという。結局10億近く融資しそのうちの7億が不正融資だったようだ。

www.nikkei.com

ちょっと長く書いてしまいましたが、なんだか似てませんか?半沢直樹の事件とこの不正融資。

①支店長自らが私的に交流し多額の賄賂をもらう。②.支店の成績向上(破綻回避+融資額増量)を図る。

などこれが元ネタなような気がしました。

が、詳しく調べると小説の発行時期は2003年11月であり、事件が起こった2007年よりも前のことになります。なのでこの事件は似ていますが違うでしょう。

今回は元ネタを探すことができませんでした。申し訳ないです。知っている人がいればコメント等で教えていただければ幸いです

 

もっと調べれば出そうな気もしますが、今回はこの辺にして終わりにします。

次は伊勢島ホテルの元ネタを探していこうと思います。

 

4.粉飾決算の余談

銀行員をやっているといろんな企業の決算書を読むことができます。たまにおそらく、逆粉飾決算だろうなという中小企業をいっぱい見てきています。

逆粉飾決算とは、実際の経営よりも悪く決算書を作り、脱税等を図るというものです。

この、逆粉飾決算をやっている会社の大まかな特徴(必ずしもやっているということではありません)は

①家族で切り盛りしている飲食店(3-5人程度)

②繁盛している店

③レシートを渡す癖のない店

がやっているところが多かったです。銀行としてはもうかっているなら別に構わないのっでそこまで追及はしませんが、支店内では融資の可能性が低くなる案件なので、投信の売り込みを積極的にする銀行員を担当にされる場合が多いです。

住む家探し中

しばらくご無沙汰しておりました。稲川です。

銀行を辞め、実家でぬくぬく過ごしていたんですが、働かない稲川にしびれを切らし、とうとう出て行けと言われ追い出されました。

前々から早く働けと言われていましたし、追い出すぞとは言われていたのでしかたないですが。

今はとりあえず大阪にある兄貴に住んでいますが、兄貴も家庭があるので早く家を探さなければならない。

保証人なしでの賃貸審査は通りずらいとも聞いたことがあるし、シェアハウスとかがいいのかなと考えています。すでに一軒賃貸審査していますが、通ってほしい。あと今回落ちたら審査のために現金化しないといけないのかも考えなければ。

4万くらいでも光熱費とか入れると5万はかかる。携帯などで1万。食費で3万。約10万くらい。

いよいよ毎月ガチで株やらないかんことになったな。

嗚呼、コロナで大変な時期に追い出されるとは。。。

さよならサイバー、ソニー君。。。まだソニー上がりそうなのに。。。。

 

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