新卒カードを地方銀行に使うのをを絶対にお勧めしない100の理由その3コロナ編
銀行員をお勧めしない理由~コロナ編~
①対面での営業がほとんどであり、リモートワークなどという甘ったれたものは一切ない
コロナでの働き方の影響を与えたもいえばもちろんリモートワーク、在宅勤務であるでしょう。地方、都市銀行員にそんなものはありません。毎日朝8時に出勤するために満員電車に乗車し、9-15時まで窓口もしくは得意先に訪問して集金、営業をします。15時以降はローンの契約、テレフォンアポイント、各家庭への飛び込み営業などがります。地方銀行は総じて行員に対するイメージは非常に古く体育会系気質です。対面で話すことが何よりも信頼を得られると考えているし、投信の中身よりも人物で売ることを重視しています。当行ではテレワークの導入はもちろん、昼休みや時差出勤、曜日出金も認められずコロナ禍においても通常営業(当行は書き入れ時と考えたため実際は土日も出勤していたようです。GWは毎日営業していました。)
ネットによく書き込まれている銀行員のイメージとして「ノルマがきつい」というものがありますがこれは本当です。企業説明会では私が受けた説明では、ノルマはない、転勤さえできれば大丈夫ということを言われましたが実際はノルマが第一です(当行ではノルマはありませんでしたが営業目標がありました。)。地方銀行の特徴として全員事務全員営業です。事務職とだからといって営業だけでいいわけではなく当然ノルマも達成しなければなりませんし鬼のような形相で詰められます。新入行員にとってできるはずのないノルマを与え、なぜできないのかを考えさせられます。私の時はなぜ土日に努力をしないのか(当然サービス出社)。平日7時以降の退社を2時間ATMコーナーで営業しないのか、住宅ローンの借り換えをその地区すべての住宅に訪問しないのかなどを言われました。私はやめるつもりだったので断りましたが。
②地方銀行の経営の危うさ
皆さんは「銀行はつぶれないから安泰だ。だから多少きつくても耐えればよくなる」
そう考えていないですか?次の記事をご覧ください
https://diamond.jp/articles/-/233740
地方銀行で本業が赤字になっているところは52行。全体の104行のちょうど半分です。
そのうち五期連続で赤字なのは26行もあります。コロナ貸付金によって1年以上無利子の貸し付けが行われることになるので今から一年は丸ごと本業の利益はなくなるということです。また、倒産する企業も少なくはないと思います。たいていの会社は自己破産手続きを行い債権がすべて不良債権化するところも多いので今から1年は地方銀行がよくなることはまずないでしょう。ここにあるような銀行ならまだましでしょうがそれ以外は…
まだまだあるので次の記事でも書いていこうと思います