2020/8/14のツイッタートレンド調べてみた フォートナイト noteIP流出事件
ニートの稲川です。今回はツイッタートレンドを詳しく調べていこうと思います。
1.フォートナイトモバイル、アップルストアとグーグルストアから削除
今日のトレンドを話すうえで外すことができないのはこのEPIC社の世界的人気アプリ「フォートナイト」がアップルストア、グーグルプレイから削除されたことでしょう。
まずは事が起こる時系列を追っていきましょう。
アップルストアは課金額に30%の手数料を設けていました。この手数料の高さに不満を持っていたEPIC社はアップルを挟まずに独自に課金できるシステム「エピック・ダイレクト・ペイメント」を開発し運用を始めました。
もともと、他のプラットフォームでの課金を受け入れていないアップル、グーグルは、同日に両社は規約違反に当たるとして配信を停止しました。
これに対し、EPIC社は不当な独占だとし、反旗を翻しました。ここで面白いのはかつての映画「1894年」をパロディし、時代の革命児という表現をされていたアップル側を支配者側にした動画を公開したことです。
・なぜグーグルも禁止したのにアップルだけが問題になっているのか?
アンドロイドユーザーは知らないかもしれませんが、アップル製品(IPHONE、PAD)使用者は脱獄しない限りは必ずアップルストアからアプリを入手する必要があります。
なので、アンドロイドのようにグーグルプレイから消されてもほかのプラットフォームから入手するという方法がなくなってしまい、IOSユーザーのフォートナイトファンの阿鼻叫喚のツイートがたくさん出てきているということなのです。
・何がこの問題を複雑にしているのか
この問題がここまで騒動になるには多くの要因があると私は思います。その要因を少しだけ調べてみました。(皆さんも調べてみましょう)
・その1 EPICゲーム社は中国資本?
EPICゲーム社の株主を見ていきましょう。1位は創業者兼CEOのTim Sweeney氏(50%以上)、2位は中国企業のTencent(約40%)だそうです。
テンセントとは、世界最大のゲーム会社でLOLやVALORANTなどのゲームから様々なゲームに資本提供している会社なのですが、同時に「WECHAT」のようなアメリカで禁止されつつあるアプリを作っている会社でもあります。
そこで、この企業戦争を米中の代理戦争だと考える人もいます。
実際にEPIC社は代わりになるエピック・ダイレクト・ペイメントで12%の手数料を取るプラットフォームを開発し、グーグルプレイやアップルストアにかわるサービスを提供し、代わりになろうとしているんじゃないかなどという意見もありました。
真偽はわかりません。
・その2 手数料30%は高いの?
この手数料30%は高いのでしょうか?アップルストアやグーグルストアをどう見るかが大切だと私は思います。
ただの支払うだけの場所なのか?そうではなく、世界的にサービスを提供できる均一な土台、広告力など総合的な力を持つものだと考えてみるのが妥当だと考えます。
ただ支払うだけのサービスであるならば、クレジットカードやQR決済のように1~2%の手数料で済むかもしれません。しかし、IOSという土台、IPHONEを販売する手間などを考えるとこの30%という仲介手数料も妥当かもしれません。
実際、人材派遣サービスなどは30%以上の仲介手数料を取っているところが多くあります。私としては妥当な値段なのではないかなと感じています。
2.noteIP流出事件
コンテンツ配信サービス「note」を運営するnote社は8月14日、記事投稿者のIPアドレスが第三者から確認できてしまう不具合があったとして謝罪した。漏えいした有名人のIPアドレスを、他サービスでの投稿に見られるIPアドレスと比較する者も現れている。
IPアドレスとは?簡単にいうと現実での住所のようなもの。ネットカフェや事務所などで端末を使用した際には外向きにはグローバルIPアドレス、内向きにはどの端末が使ったのかが分かるIPアドレスがあるそうです。今回流出したのはグローバルIPアドレスなのかなあと思いました。(間違ってたらごめんなさい)
ここからが問題で、IPアドレスが分かるということは、その人のほかのネットでの活動もわかるということ特に5chなどではipアドレスを入れないと書き込めない板などもあり、芸能人の自演の可能性のあるコメント、ネット活動者の身内の悪口、暴露話、同じipアドレスからの芸能人やネット活動者のつながり、マネジメントなどが次々と発覚しています。詳しくはすぐに調べれば出てくるのですが、意外なつながりが見えてきて面白いなあと感じました。
元銀行員が探る半沢直樹の元ネタ探し-オレたちバブル入行組編-
こんにちわ、元銀行員の稲川です。
今回から今人気のドラマ半沢直樹の不正事件の元ネタ探しをしていこうかなと思っています。
今回は半沢直樹第一章の「オレたちバブル入行組」の不正事件の元ネタや似ている事件を探していこうと思います。
まずは半沢直樹の不正事件の概要から行きましょう
1.大阪西支店での5億円の不正融資
大阪支店長の浅野が支店成績トップを目指すため、新規取引先で案件獲得してきた大型案件を2年目行員に任せ、そのサポートを半ば強制的に融資課長の半沢に任せた。
半沢は取引先へあいさつに向かうもずさんな対応、書類管理などからとても5億円の融資を通せる相手ではないと判断し、「持ち帰って検討させていただきます。」と対応する。(実際、銀行員は前向きではない案件に対し、無駄に一回持ち帰って検討するといいがちである。)
そして、断りを入れようとするも支店長の判断により無担保での5億円融資が決定する。そしてなんだかんだで西大阪スチールの粉飾決算が発覚し、ほとんどの融資が焦げ付く結果になります。
なんだかんだあり、支店長と西大阪スチールの癒着(5000万のリベート)が見つかり、西大阪スチールの計画倒産も発覚し、隠し財産等抑えられてしまいます。
ここで不正融資のポイントとして
①役職者と企業の癒着(5000万)
②動機が成績向上と賄賂
が主な元ネタ探しのポイントかなと思います。
2. 同規模金額の不正融資の探してみた。
GOOGLEでトップに出てくるのはみずほ銀行の5億円不正融資でした。
ざっと説明すると、平の行員が取引先と癒着し数億円の見返りをもらうとともに複数回に分けて20~30億円の不正融資をしたというものです。
似ているポイントとしては①の行員と企業の癒着くらいでしょうか。
次に出てくるのはスルガ銀行の(かぼちゃの馬車)不正融資です。
これは有名なので説明するまでもありませんが行員どころではなく、銀行全体で不正が行われていた例になるのであまり似てはいないでしょう。
3.大阪での不正融資の案件を探してみた。
・一番トップに出てくるのは尾上 縫という人物の巨額詐欺事件です。
概要としては、旅館や料亭などを経営していた傍ら客に対し、株価や競馬の勝ち占いをしており、的中率に驚いた証券マンなどがこれに群がった(この時点で銀行員証券マンの能力が低すぎることが分かる)。そして借り入れを重ねその金で融資した結果、1989年の延べ累計額では借入が1兆1975億円、返済が6821億円となり、架空の預金証書を作成し、さらに借り入れしていった。結局2兆近くを借り入れており、自己破産していった。融資を行っていた東洋信金は潰れ、様々な爪痕を残した。
概要を書きましたがこれも額が大きすぎるし複数の企業にまたがるので元ネタとは言えないでしょう。
二件目はまたスルガ銀行の同じ事件が出てきました。
概要
百十四銀行九条支店(大阪市)の不正融資事件で2007年8月~08年1月、回収見込みがないにもかかわらず、小川被告が実質支配する企業グループに計約9億5千万円の融資を行った。長年の九条支店の取引先だったものの、営業不振で融資が焦げ付いていたOA機器会社(大阪市中央区、倒産)の破綻(はたん)を回避するために、小川容疑者に迂回融資の受け皿になることを依頼。迂回融資は平成19年12月から20年1月ごろまで実施され、約2億円に上ることも判明した。九条支店の行員数人にゴルフや高級クラブでの飲食接待を繰り返し、スーツも贈っていた。小川容疑者の個人的なブランド品購入にもあてられていたという。結局10億近く融資しそのうちの7億が不正融資だったようだ。
ちょっと長く書いてしまいましたが、なんだか似てませんか?半沢直樹の事件とこの不正融資。
①支店長自らが私的に交流し多額の賄賂をもらう。②.支店の成績向上(破綻回避+融資額増量)を図る。
などこれが元ネタなような気がしました。
が、詳しく調べると小説の発行時期は2003年11月であり、事件が起こった2007年よりも前のことになります。なのでこの事件は似ていますが違うでしょう。
今回は元ネタを探すことができませんでした。申し訳ないです。知っている人がいればコメント等で教えていただければ幸いです
もっと調べれば出そうな気もしますが、今回はこの辺にして終わりにします。
次は伊勢島ホテルの元ネタを探していこうと思います。
4.粉飾決算の余談
銀行員をやっているといろんな企業の決算書を読むことができます。たまにおそらく、逆粉飾決算だろうなという中小企業をいっぱい見てきています。
逆粉飾決算とは、実際の経営よりも悪く決算書を作り、脱税等を図るというものです。
この、逆粉飾決算をやっている会社の大まかな特徴(必ずしもやっているということではありません)は
①家族で切り盛りしている飲食店(3-5人程度)
②繁盛している店
③レシートを渡す癖のない店
がやっているところが多かったです。銀行としてはもうかっているなら別に構わないのっでそこまで追及はしませんが、支店内では融資の可能性が低くなる案件なので、投信の売り込みを積極的にする銀行員を担当にされる場合が多いです。
住む家探し中
しばらくご無沙汰しておりました。稲川です。
銀行を辞め、実家でぬくぬく過ごしていたんですが、働かない稲川にしびれを切らし、とうとう出て行けと言われ追い出されました。
前々から早く働けと言われていましたし、追い出すぞとは言われていたのでしかたないですが。
今はとりあえず大阪にある兄貴に住んでいますが、兄貴も家庭があるので早く家を探さなければならない。
保証人なしでの賃貸審査は通りずらいとも聞いたことがあるし、シェアハウスとかがいいのかなと考えています。すでに一軒賃貸審査していますが、通ってほしい。あと今回落ちたら審査のために現金化しないといけないのかも考えなければ。
4万くらいでも光熱費とか入れると5万はかかる。携帯などで1万。食費で3万。約10万くらい。
いよいよ毎月ガチで株やらないかんことになったな。
嗚呼、コロナで大変な時期に追い出されるとは。。。
さよならサイバー、ソニー君。。。まだソニー上がりそうなのに。。。。
改めて自己紹介
元銀行員の稲川大介です。今回は改めて自己紹介をしていきたいと思います。
経歴
大学在学時に株式研究系サークルに所属し投資活動始める。
仮想通貨で50万円を2000万円にするも、コインチェック盗難事件でほとんどの財産を失う。2000万稼いだ時は働かなくても良いと思ってしまい就職活動を疎かにしてしまう。4月頃に始めるも希望していた外資には入れず、地元の地方銀行に入行することに。
2018年に関関同立卒業し、新卒で地方銀行(第一地銀)に入行し、個人営業を1年、法人営業を半年ほど行い退社。
現在は株式投資で月10-20万程度を稼ぎつつ、新たなビジネスを模索中。
自分では感覚型の投資家であると感じているので感覚を言語化出来るように何故その投資をしたのかを常にメモするようにしています。
また、今特に力を入れて取り組んでいるものは、プログラミングとブログ、特に自身の発信力を伸ばしていきたいなと考えています。
プログラミングではCSSアニメーションという技術に魅了されたので自分でもやってみたいなと思っています。
また、ブログを始めた理由は就職活動の大切さ、地方銀行へ間違えて入行する人や、騙されて投資信託を買ってしまう人々を減らすということ、もう一つは自分の日記をつけるという目的で始めました。
これからもよろしくお願いします。
元銀行員による地方銀行の分析の仕方
元銀行員の稲川と申します。
今回は就職活動等で地方銀行を見ていくうえで絶対に見ておくべき重要なことを2つお伝えしたいと思います。元銀行員の経験から銀行の本質を見抜があらわれているなあと思うことです。
それはディスクロージャー誌と不祥事です。
皆さんはディスクロージャー誌を知らない方も多いかもしれません。
ディスクロージャー(Disclosure)という言葉の意味は、物事を明らかにして示すということで、ディスクロージャー誌とは、「経営内容等を開示した冊子」のことです。そして、ディスクロージャー誌に掲載されている内容は、財産や収支の状況といった財務内容にとどまらず、経営方針や組織、商品・サービスの内容など、企業活動全般を判断するために必要なあらゆる情報におよんでいます。
要するにディスクロージャーとは、経営状況を教えてくれるものだということです。
ここからは実際の見本を見ながら考えていきましょう。
1.ディスクロージャー誌で見るべきポイント
今回は見本として上のサイトのTOP1位の千葉銀行のディスクロージャー誌を見ていきたいと思います。私のブログに貼るとなにか著作権的なあーだこーだがあっても面倒なので、リンクを張りますのでこちらから皆さん比較しながら読んでください。
https://www.chibabank.co.jp/company/ir/library/disclosure/pdf/disc/2019_01.pdf
観なければならないところは大きくに、
「業務純利益」が伸びているのかどうか、
不良債権の推移はどうなっているのか
格付け会社の評価はどうなのか、だと私は考えています。
千葉銀行はどうなっているのでしょうか。業務純利益の5年間の流れを見てみましょう。
842→855→776→784→724(億円)となっていて、下がる傾向にあることが分かります。
また、その実態を図るROEはどうでしょうか。
7.1→7.51→6.86→6.76→6.15(%)となっています。こちらも下がる傾向にありそうだということが読み取れます。
一方で、格付け会社の評価は少し違っています。日本格付研究所(ここはほとんどの地銀全行を格付けしている)のAA前後の評価のしている銀行であれば比較的つぶれにくい、健全な経営をしている銀行であるといえる指標になります。
ここでBBBレベルの銀行は少し危ないかもしれません。
というのも銀行法人に関しては、最低の評価がBBB-にすると原則で決められているからです。
つまり、BBB-であるならばそれは最低評価の銀行であるということになります。
千葉銀行はAA-であり、地銀の中ではかなり良いといえる評価であると考えられます。(参考までにAA-の銀行としてりそな銀行、三井住友信託銀行、野村信託銀行などがあります)
一方で、不良債権の推移はどうなっているのでしょうか。
1.86→1.70→1.47→1.27→1.19%となり、不良債権の残高は減少傾向にあるといえるでしょう。
まとめると、本業での利益は減少傾向であるものの、不良債権の割合は毎年減らせつづけており、格付け評価を見ても健全な経営ができている銀行であるといえると考えられます。なので、本業以外のところへ力を入れているだろうことや内定者には本業はもちろん、それ以外での多様な業績達成を求められていることがわかるかもしれないでしょう。
2.不祥事を検索してみよう
あなたが会社に入ろうと迷っているならば会社名+不祥事で検索してみるとよいでしょう。表に出てくる銀行の不祥事は現実の氷山の一角といえます。
地方銀行の不祥事のパターンとして大きく3つあります。
・顧客情報漏洩
・セクハラパワハラ問題
・情報捏造文書改ざん問題
それぞれの特徴を見ていきましょう。
・顧客情報漏洩
はっきり言って就職先を探すうえで不祥事の中で一番軽く見ていいのが顧客情報漏洩でしょう。情報漏洩が発生しているということは社内の情報管理システムはずさんなもの、もしくは社員の情報管理意識は低いということです。
普通の銀行で働く上でコンプライアンスの意識は高く持たなければならないのですが
こういった情報管理能力の低い銀行で働くならばある意味では働きやすい環境といえるでしょう。
一方で顧客情報管理能力の低い銀行はノルマのきつい銀行である可能性も否めません。なぜなら、顧客情報漏洩というのはいろいろ種類があり、情報持ち出しや取引先に譲渡、口頭での漏洩などあり、情報持ち出しの場合リストアップした顧客に営業していて落としてしまったなどあります。いずれにせよ労働者となるうえで顧客情報漏洩は一番軽く見ていいものであるといえます。
・セクハラパワハラ問題
これは3つの中で一番重く見なければならない不祥事です。セクハラパワハラというものはどの企業、どの銀行でも多少はあるものですが、一般的には内々で納められ、表にまで出てくることはそうそうありません。
なのに表に出てきているということはその企業には常習的にセクハラパワハラ行為を黙認している体質があり、たまりにたまった社員の怒りが表に出た可能性があるということです。
こういった不祥事があった場合、企業情報についてよく調べましょう。
みんなの会社などの評価サイトで退職理由をみて、しっかり考えて選びましょう。
・情報捏造文書改ざん問題
これは一番何とも言えない不祥事になります。ただ、押さえておきたいポイントとしてはこの系統の不祥事が起きている企業というのはノルマが非常に厳しい可能性が高いということです。
というのも、なぜこのような不祥事が起きるのかを逆転して考えてみるとわかりやすいかもしれません。
①融資などを借入したい顧客がいるが顧客の財政が悪く融資審査にこのままでは落ちてしまう。
↓
②一方でノルマは様々な分野、高く設定され達成しない限り詰められ続ける。
↓
③融資のために改ざんし、ノルマ達成へ近づく
↓
④何らかのアクシデントにより、顧客側もしくは改ざんの指示があったことが発覚し問題になる。
という流れかもしれません。
これは一例ですが想像できる事柄と思います。
以上、地方銀行のディスクロージャーを見ること、会社の不祥事件を調べることの2点が地方銀行の実態を知りえる大きな情報源であります。
特に後半の不祥事件については社内の体質を垣間見える大きなものになりますので必ずチェックしておかなければならないとでしょう。
最後に過去記事を載せておきます。よろしければチェックしてみてください。
SUNABACO一週目の感想
SUNABACOの一週間目が終わりました。
まだまだ始まったばかりのSUNABACOですが、一週間目の振り返りを書いていこうと思います。
1.2日目 WEB概論
1.2日ではWEBに関する概論、プログラミング教育に対する姿勢を学んでいきました。
中でも重要だと思ったことは、プログラミング技術、使える言語というのは大工さんでいうところのトンカチやカンナのようなものです。
それ自体をどう使えるか、新しい技術にどう学んでいけるのかを積極的に取り組めるエンジンを持てるような教育を心掛けているため、答えを教えない教育方針。
たしかに、試行錯誤の後の正解をつかんだ時の快感って大きなものがあると思うし、それを自分の成功体験として積み上げていくことで物事に対する持続力、探求心を持ち続けられるエンジンを積めるのではないかなと思いました。また、そのために補助輪となって支えてくれる講師の皆さん(メンター)や受講生がいるため、リタイア者の少ないプログラミング教室になっているのかなと思いました。
3-5日目はHTML+CSSを学んでいきました。
SUNABACOの特徴として、PROGATEでの事前勉強が大事になってきます。(もちろんしていなくてもある程度は教えてくれるけれども、事前予習しておくと疑問点などが思い浮かぶので授業で聞きやすいし、整理しやすい。)
例えば、FLEXBOXについての説明は非常にわかりやすく、自分が独学していた時にはなんとなく横並びになると覚えていたflexの細かい使用方法が分かってアハ体験でした。
また、写経課題というものもあり、WEB版スマホ版のWEBサイトを作るのですが私はスマホ版のWEBサイトのトグルボタン(ハンバーガーボタン)の作成方法をどうやるのだろうと試行錯誤しています。ボタンをクリックしたらメニューを表示する方法は前やった本にあったので引っ張り出してきてやろうかなと思っています。
まだまだ始まったばかりですが、気を抜かず最後まで頑張っていきたいなと思います。
興味のある方はこちらからアクセスしてみてはいかがでしょうか
元銀行員が地方銀行全体の業界分析をする。
元地方銀行員の稲川と申します。今回から、全国の地方銀行の業界研究、および、経験者から見た本質の観れる分析をしていきたいと思っています。
元銀行員の私から見て、その地方銀行が真に働きやすい環境なのか、また、吸収合併等を無く、継続して働ける環境なのかというのを重視してみていきたいと思います。
また、一切行ったことのない地域でも数値だけ見て判断しますので、この記事を参考にしても一切の責任を負いませんし、企業の方がもし掲載されたくなければTwitterのアカウント@inagawacom までDMお願い致します。
1.現在の地方銀行の分布と現状
こちらの図は全国の地方銀行の分布になっています。
皆さんこの図を見てどう思いますか。
私はこれを見て「地銀の数が多すぎるな」と感じました。
全国104行ある地方銀行の現状について語っていきたいと思います。こちらの図は各地方銀行が採算のとれる地域かどうかの図になります。
もうお気づきだと思うのですが、ほとんどの地域で1行でも不採算、もしくは一行ならぎりぎりセーフという図です。
採算が取れるということは今後も銀行が安泰な経済活動がある、もしくは現在の収益の確保の道筋が見えるということです。
上の二つの図を比べて、採算がとれている地域と採算の取れていない地域を分けていきましょう。
・採算がとれている地域(県名の隣の数値は銀行数)※△は採算の取れない地域だが1行しかない地域
九州(鹿児島2)
中国(広島2、鳥取(△))
四国(該当なし)
関西(京都1、滋賀1、奈良(△)和歌山(△)
中部(石川(△)、山梨(△))
関東(神奈川2、埼玉1)
東北(宮城2)
計12県(内△4つ)が採算のとれる地域になっています。
・採算が取れていない地域
九州(沖縄3、宮崎2、佐賀2、熊本2、大分2、長崎3、福岡5)
中国(山口2、島根2、岡山2、兵庫2)
四国(香川2、徳島2、愛媛2、高知2)
関西(大阪5、三重2)
中部(岐阜2、三重2、愛知3、栃木3、福井2、長野2、富山3、新潟3)
関東(茨城2、千葉3、栃木3、群馬2)
東北(北海道2、青森2、岩手2、福島2、秋田2、山形3)
計35県(85行)が採算の取れない地域になります。
皆さんの地方の銀行はいかがだったでしょう。
採算の取れない地域の地方銀行は将来的に合併や提携、もしくは破産など様々な方法で皆さんの生活に影響を与えてくる可能性があります。
また、就活生にとって会社が安定しているかどうかは今後のキャリアや将来設計にかかわってきます。合併するにしてもどちらが親になってくるのか。大概は建前上では並行合併というが実際はそんなことはありません。
あなたが合併する側なのかされる側なのかは非常にキャリアに影響してきます。表面的な人事から銀行システム、子会社まですべて大きな方に合わせなければならないのです。そして支店長になれずに子会社へ出向。そうなる前にどこがどうなっているのか。
はっきり言って外部では合併するかどうかなんてわからないよって思うかもしれませんが、合併には大まかな傾向があります。次の記事で詳しく説明しようと思いますが
1、活動の主体となっている地域が別であること。
2、収益力の違いがはっきりしていること
3、第一地銀同士、第二地銀同士で組みやすいこと
4、銀行システムが同じ系列のもの(製造会社や伝票)
また、収益の推移は健全に移行しているのかをしっかり見ていかなければならないと思う。ちょっと浅い生地になってしまったが文字数的に次の記事に詳しく書いていく。
これからは各地方の銀行を見ていくための技術を書いていこうと思う。
参考文献